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建築関連の研修の情報や その他いろいろ 身の回りの気づきを紹介していきます。
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浄土堂 
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    浄土堂



    前述のとおり、外観は至ってシンプルです。
    が、お堂の中に一歩踏み入れた時の驚き・感動をお伝えしたく、内部の様子を描いてみました。

    ☆ 感動しきりの 機能美 
     
      暗い でも 以外に広い空間に 雲形の台座に立つ三体の金色の仏様が目に入った時、
    「おっおーー」 次の句がつげず、思わず仏様の正面に歩み出てすわり、手を合わせていました。
      仏様が雲に乗り わたしの前に来てくださった。・・・ありがたい  
      そんな気になってしまった みごとな演出。
      しばらくはことばもなく仏様を見上げ、「お浄土」にひたっていました。
      仏様は 快慶の作。
      暗さに目が慣れてきて、天井を見上げて、再び絶句。
      仏様の周囲に太い四本の柱。
      それぞれから延びるたくさんの太い梁。
      それらはすべて朱色。
      上部では柱同士をつなぎ、下部では外壁に向かって放射状につながっている。
      木組みの力強い美しさがすごい迫力で伝わってきます。
      梁の下側に刷り込まれた白いラインが朱に映え、シャープに闇に放たれています。
      仏様の放つ光ののびていく様を表しているのか。
      梁ばかりの重苦しさも和らげているようです。
      天井を張らずに、
      強度を生み出すために必要不可欠な構造物だけで生み出す美しさを見せつけています。
      圧巻  !!

    ☆ ひかりの 演出

      このお堂には、もうひとつの おどろきが しくまれています。
      陽が傾いてくると しとみ戸を通して 西日が差しこみます。
      床に反射したひかりが、
      天井を照らし、
      仏様を 背後から照らし、
      空間が 朱色で満たされる・・・・・らしいのです。
      我々が拝観した日は、
      これからと いう時 急に 雨が降り出し、
      残念ながら この光景には 出会えませんでした。

    ☆ 重源上人

      以上の すばらしい演出を仕組んだのは、重源という浄土宗の僧侶です。
      上人は、平氏によって焼かれた東大寺再建の勧進のために このお堂を建設したそうです。
      上人の簡潔な プレゼンが 当時の人々の心を 仏の世界にぐっと引き込んだことは、想像に難く ありません。
      
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